アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋

時計は9時

ちょっと遅れちゃった~

私は店を出て急いで歩き出した。
少しちらつく雪・・・・・


春はもうすぐそこまで来ている。



「でも今日は寒いよ~~」



私はコートの襟を立てた。



「ちょっと・・・・・」

後から声がした。



「え?」

振り向くと向に座っていた
竹下さんが立っていた。



「送るよ」


「え?飲酒運転は…まずいですよ。」



「俺 飲んでないよ~
だって突然だったし・・・車だったから」


「そうなんですか。」

竹下は私のバックを持って


「送るよ」といった。