アイシテルって言えなくて~大人女子と高校生の恋

その日はあえて用事をいれて
遅く帰ることにしていた。



一美さんがお医者の彼を
会わせてくれるって言うから
待ち合わせ場所に行くと
もう一人爽やかな男性が座っていた。


「私の彼の 望月 大樹さん」

一美さんが彼の横に立って
笑顔で紹介してくれた。


「はじめまして」

さすがお医者
頭がよさそう……



「藤森 恵美 です。
一美さんにはいつもお世話になってます。」



「それから僕の友人の
下田 甲斐…小児科の医者」



「下田です……」



「あ…藤森です…」



「さ!!座って、座って!!」


思いがけないセッティングに戸惑う私を
一美さんが下田さんの向かいに座らせた。


下田さんは小児科のお医者というだけあって
優しい笑顔でさわやかな人だった。


いつしか私も笑顔で
三人の話の輪に加わっていた。