「頼れる姉さんだし…」


「だって……メグちゃんに負担になるわ」


「それは申し訳ないけど
俺だって今までかあさんが仕事の時は
自分で全部やってきたし
自分のことは自分でできるよ。」



奈々さんが気の毒そうに
私を見た。


奈々さんはついていきたい

そう思っている
父もついて行ってほしい
年は行ってても
新婚さんだから……


だけど
たしかに私にはプレッシャーだった。


「迷惑はかけないようにする。
自分のことは自分でするし
メシも自分でやるから
恵美さんいいかな?」


そう言われると


「もちろん…
恭平の心がけ一つだよ。
私は大丈夫だけど……」