そういった感じで朝御飯を作ってたら、ユウが起きてきた。 「あ、ユウ、おはよ~」 「はよ…………ってお前!」 「え」 ユウが急に目を見開いて私の方にくる。 「お前きのうどうしたんだよ!!」 「…………あ」 そーだった。昨日突然のぶおにさらわれた時から今の今まで、全然ユウ達と連絡取れてなかった… きのう寮に帰ったのも夜中だし…………ご飯も静かに食べたし………… 「ごめん…………実は…」 私は、昨日あったことを全部ユウに話した。