「そんなっ…………」
あぁ、イケメン君崩れちゃったよ
なんて冷静に観察してたら、イケメン君が立ち上がってこちらに歩いてきた
「そこまで忘れてるなら…思い出させてあげる…………」
…………ん???なんか…やな予感?!
次の瞬間背中に痛みが走り、視界が反転してしまった
「美香…愛してる」
いやいやいや。いきなりそんなこと言われても困ります。
ってゆーかマジでだれなの…………
「あの――…ホントに誰ですか」
ちょっとキレ気味に聞いてみると、どうやら押し倒すのを諦めたらしく、起き上がって話し始めた。
「ハァ~…ホントに覚えてないんだ…………スゲーショック……(泣)
ノブだよ!!冴島信夫!!ちっちゃいころ結婚するって約束したじゃん!!」

