で、陣と達也と陣の机で話しているところ。 「達也~なんでそんなに香ちゃんに冷たいのぉ~」 香ちゃんカワイそーって陣が達也に聞くと、 「別に」 なんて…そっけな………… なんで~族では優しいのに………… 「ヒデぇよ達也~」と私も達也コール 達也はなんか心底めんどくさそう………… なんかしたっけ私… その時――… 考えてる私の目の前を、誰かが通り抜けていった.... けれど、その誰かに私は気づくことはなく、その誰かが私をジッと見て、笑みを浮かべていたなんて、知るよしもなかった…………