隣の部屋の奥から聞こえきた
少女の声はついに隣の部屋の
男の耳にも聞こえてきた。



『あーっうるさいな』と言うと
男は立ち上がり、台所へと向かい数秒で戻ってきた。


戻ってきた男の手には
キラッと光る刃物が握られていた




男は、迷わずに奥の押し入を開けた。