ベッドから上半身を起こして、お腹を抱えて笑う彼を、ギロっと睨んで頬を膨らます。 なんでそんなに笑うかな。 あたし、怒ってるじゃん。 そんな変なこと言ってない……よね? 「っはぁ~っ、ヤバいっつうの、ま、マジでおまっ、ぷっ」 「なによぉ!笑いすぎだし!」 「わ、わりぃ、チョイ待ち」 そして息を整えた蓮は、同じように起き上がって、蓮と向き合う形に座るあたしに、瞳を合わせた。 「姫華」 今度は真剣っぽい、落ち着いた声。 だからあたしもちゃんと向き合うんだ。 話を聞く態勢をとる。