俺様☆姫様★王子様 2 【完】



着陸したってゆうのに、揺れを感じなかった。

きっとパイロットの人も、超一流なんだろうね。
流石、中谷財閥。バンザイ!





って。そんなことより!!




「カインっ!」



カインはあたしの手をするりと抜け出して、もう外に出ようとしていて、あたしに背を向けて機外に半身出してる。


「ねぇっ!カインってば!答えなさいよっ」


背中に叫んだら、振り返ったカインは、ニカッと歯を見せた。


「ちょっ「ヒメっち~!早くおいでよ~」


悪びれる様子もなく、手招きなんかしちゃってる。


ホント、なんか振り回されっぱなしだ。

さっきも聞きそびれちゃったし。


あのコ一体何がしたいのよっ。



とか思いつつ、カインが待つスロープへ向かうべく、重い腰を上げた。