あぁ、あたしも琉奈みたいになっちゃうのかな。
蓮が好きなだけなのに、なんでずっとときめいてられないんだろうか。
さっきまで嬉しくて仕方なかった蓮の隣。
今隣を陣取るのは知らないヒトで。
あたしの大好きな声で、あたしの大好きな笑顔を向けるのは、あたしにじゃなくて。
どうして恋をすると、
こんなに不安になるんだろう。
こんなに苦しくなるんだろう。
だったら―――
「…い……か?……めか…」
ん?
「おい、姫華!」
はっ!!
「……ふぇっ?……」
えっ?蓮っ!
いつの間に!!!
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