それまで黙ったまんまだったハルキが口を開いた。 「…ごめん……ごめんな。 俺、由愛が大好きで、別れた後も大好きだった。 だから由愛に新しい男が出来たって聞いて、我慢できなくて……。 殺そうなんて思ってなかった。 だけどその時風邪で頭がラリってて、つい………。」 ハルキは言った。 ハルキは泣いて、ごめんね。って何回も謝っていたけど、そう簡単に許せる程私も大人ではない。