私は上半身裸のまま、ハルキに問いかけた。 「ハルキ、この刺青……」 「んっ……?あぁ、これ、懐かしい、だろ?」 ハルキは途切れ途切れ言った。 私は警察から聞いた情報を思い出した。 腕には蝶の刺青………。