振り返ると海斗が微笑んでいる。
海斗はあたしの頬にキスをする
ちょっとくすぐったい気分
『可愛い過ぎて、食べたくなってきた…』
「やだぁぁ! 食べられないもん」
海斗が笑っている
海斗の笑顔が好き…。
大好き
ちょっと歩くと人が増えてきた。
海斗があたしの手をしっかり繋ぎ直す。
『ミク 離れんなよ。迷子になるぞ!』
ホント 迷子になりそうだよ。
『あっ! 海斗~ ミク』
人混みの中
潤くんと優があたし達に手を振っている。
優も今日はいつもよりメイクバッチリ
『ミク~ 可愛い~』
「優こそ 超カワ。
髪巻いてきたの?」
海斗も潤くんと楽しそうに話している。
