守ってあげたい


『犬ミクと散歩のついでに、ミクんちの近くをパトロール中』


笑顔で言う。


「えっ? ホントはあたしのストーカーなくせに…」





『ホントは…。会いたくなって来た。』


あたしを抱き寄せる陸


ストレート過ぎだよ…。


胸がズキッと痛む。



『ミク …どうしたらオレの事好きになってくれる?』


耳元で囁く陸






…陸 ごめんね



あたしは酷いよね。


陸の気持ちを知ってて…


応えられなくて…