守ってあげたい

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今日は陸はバイトの日


会えない日を過ごすのにも慣れた。


本屋に寄って帰ろうかな



本屋さんで会計を済ませていると後ろから話かけられた。



『ミクちゃん?』


聞き覚えのある声に振り向く


「ケイタ先輩…」


今日はTシャツにジーンズ姿のラフな格好のケイタ先輩が立っている



「偶然ですね 最近よく会いますよね」


あたしは笑って言った


『本当によく会うね』


二人で笑って話す


ケイタ先輩の笑顔であの時を思いだす。


「ケイタ先輩 彼女さん亡くなられてたんですね それなのに…ごめんなさい」


申し訳なく思って謝る


『ははっ ミクちゃん気にしないで…』



やっぱり 笑っているけど寂しそうな表情





『オレの彼女に会いたくない?』





え? どういう事?