守ってあげたい


『ミク どうした? ちゃんと話をして?』


今度は真剣な眼差しであたしを見る海斗。




「あたしには…関係のない事かもしれないけど…。聞いていい?」

『いいよ』


海斗が優しく微笑む


「あかりさんとは、上手くいってるの?」


海斗はあたしの手を握った。


『最近… 上手くいってない。多分 オレのせい』


え? どういう事?

聞きたいけど言葉が出てこない。


海斗と見つめ合う。



その時


♪~♪~

あたしの携帯が鳴った。

離れる二人