S駅から5分くらい歩いた住宅街に、海斗の家があった。 洋風のクリーム色の可愛い一軒家 「可愛い家だね?あたしの家はマンションだから憧れるなぁ」 『どうぞ 誰もいないから勝手に上がって…。オレの部屋は二階の奥だから』 ちょっと緊張しながら海斗の部屋に入る。