風紀委員長ミーシャの事件簿

あのイケメン…。

もしかせずとも、ラインハルトさんの事だろう。

「見た所、耳は尖っていなかったから種族は人間みたいだけど、エルフ並みにオットコ前だったじゃん!彼!」

「天空宮警備騎士団の制服着てたよね!超エリート様じゃんか!」

「二人きりで仲睦まじく話してたんだって?」

「天空宮警備騎士団の彼氏なんて、超玉の輿じゃないか!」

「どこで知り合ったんだ!吐け!我らは追及の手を緩めんぞ!」

「どうしても自白しないというのならば、我々はくすぐり拷問をも辞さない覚悟で…」

待って待って待って待って待って!

興奮気味のクラスメイト達は、それはそれは大きな誤解と偏見を持って、私を見ているようだった。

「あの人はラインハルトさんといって、先日の三つの事件の捜査の為に派遣された、察しの通りの天空宮警備騎士団の団員さんですわ。私はあくまで捜査協力で行動を共にしているだけであって、そのっ…か、か、か、彼氏とかっ、たたたたた、玉の輿とかいうのでは…」

「あ!委員長が噛んだ!」

「どもった!」

「何か隠してるぞ!」

「拘束しろ!自白するまでくすぐりの手を緩めるな!」

「やっ!ちょっ!いい加減になさいな貴方達!」