風紀委員長ミーシャの事件簿

とにかく、今日はもう放課後という事もあり生徒は殆ど校舎内にいない。

情報を集めるにしても、明日からという事になりそうだ。

「本日は顔見せだけという事で…ミーシャ、君の協力は明日からお願いする事にするよ」

そう言って。

「え…」

ラインハルトさんは手を差し出した。

「短い間になるかもしれないけど、君とはパートナーという事になる。兄さん…いや、学園長からも、風紀委員長である君から、色々と学園内について説明を聞いてくれと言われているんでね。よろしく頼むよ」

爽やかな笑みを浮かべる彼に、思わずドキンとする。

…というか何ですか、ドキンて。

たかが握手じゃないですか、握手。

そんな事を思いつつ、私は軽く制服の裾で手を拭い、ラインハルトさんと握手を交わした。

私の顔は…赤くなっていたかもしれない。