《雪斗side》
彼氏?
じゃねぇよな?
けど…愛稀から
抱き着いたよな?
しかもなんだあの
整った顔わよ…
てか、別に俺は愛稀を
好きな訳じゃねぇしっ!!
第一、好きって
どんな気持ちかわかんねぇし…
こんなん…おもいっきり
妬いてるみてぇだけど…
自分がわかんねぇ…
相手は女子高生だぞ?
「仲原さん!!!?わぁ!!仲原さんだぁ…♪」
ふて腐れたまま
しょうがなく近くのコンビニに
行くと、そんな声が
後ろからした
振り向かなくても
わかる、声
「……愛稀」
「稜介のお見舞いですか?」
「………。」
「仲原…さん?」
「…そ。稜介の見舞い」
愛稀の顔も見ないで
そっけなくそう言った
「そっかあっ…」
それだけ言うと
愛稀は笑顔を見せずに
コンビニから
出ていった
わざわざそれだけの
ためにきたのか?
俺ばかみてぇ…
追いかけたい、なんて
抱きしめたい、なんて…
俺は…愛稀が
好きだ、なんて……
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