ぽっちゃり彼女




ピピピッ






「雪斗…鳴ったよ…?」


「みてみ」


「あたし熱なんかー…





















「何度?」



「38.2分……………」



「あほ。早くこれに着替えろ(笑)」









あたし熱あったの!!!!!???






「雪斗気付いてたの?」


「俺以外に愛稀がドキドキする男なんかいないだろ」



「……………………」



「冗談だっつの(怒)」


「ううん…その通りだよ。あたしが雪斗以外にときめくなんて、ありえないもん♪ごめんね…話しあるとか大事にしちゃって…」


「…もう喋んなくていいから着替えれば?(笑)早く寝ろ」




そう言って立ち上がる
雪斗の服の裾をひっぱった











「雪斗と今……………………………」




「…………?」



ぽかんとする雪斗










「雪斗と離れたくないや…」




「……………//」





頭をポンポンされてから


雪斗はあたしを
抱き上げた











「だから…重いってば…」



「いつ持っても変わんねえ(笑)」





ガビンッ!!!!!(泣)



ちょっとは否定
してくれたっていいのに!!





「お前重いよりも、熱い」


重い重い言ってるのに
ヒョイとあたしを
持ち上げられるこの筋肉は鍛えてるのかな…



お腹…割れてるし










そんな事をもんもんと
考えてたら、
雪斗の寝室に着いていた