ぽっちゃり彼女




「雪斗が彼女なんてホンマ意外やわ〜」


「そうか?」


「女とかめんどくせぇ。っていっつもいってたやんか」


「昔の話しだろが(笑)」







スピードを出す車の中で
そんな昔話しをしていたらポケットの中で携帯が
震えた








着信:ブタ子











「あい」


『雪斗…』


「どした?」


『今…どこ?』






少し泣きそうな愛稀の声に思わず背中がピンッとなる






「今は、…愛稀の高校のちょうど前あたり」


『いや〜あ!!!来ないでね?!あたしの教室には絶対、絶対こないで!!』


「…(笑)お前ら何やんの」

『キャバ…ッ…キャラメル屋さん♪♪』






キャラメル屋…???




「ふ〜ん。じゃ、後でな」


『うん!早く会いたいな♪じゃあねっ』


「おう」













「なんや〜!彼女と電話か!」


「まあな〜。あ、ここ」



「ここか!ほ〜でかい高校やなっ!」













確かに俺もまだ2回しか
来てねえけど…



でけぇ高校だと思う








健が駐車場に車を止めた