ぽっちゃり彼女













「な〜か原さん、お風呂も沸いてますけど?」



下に下りると
濡れた手を服にぬぐい
ながら笑顔で話す愛稀がいた





「まじ?風呂までいいの?


「いいですよ♪…ご飯にします?お風呂にします?」


ニヤついてるこいつが
可愛く見えてしょうがない
まぁ、質問もあれだしなぁ





「…愛稀って選択肢は?」






壁と俺の間に
愛稀を挟んで軽く迫る


それだけなのに
真っ赤になる愛稀。




「あ、ありませんよっ!!//」


「ははっ(笑)冗談だよ。風呂、借りるな?」




一度、顔の横から手を離す


「はいぃ。どーぞっ!」




からかわれてほっぺを
膨らましながら
そう言う顔も本当に
俺のツボ




もっといじめてぇ…


S魂をくすぐる(笑)






耳元に近づき

「一緒に………」




つぶやいて一度離れた後





目を合わせて




「………風呂、入る?♪」









そう言おうとしたのに。
耳元でつぶやいて
離れて愛稀の顔を見たら




真っ赤で(笑)








「ぶっ!!(笑)愛稀可愛いすぎだろ!!!!(笑)」


「も〜!!!!からかってないで、早く入って下さいっ!!////」



「はいはいぃ(笑)」







愛稀に背中を押されて
やっと風呂に入った












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