目が覚めたのは、夜明けの薄暗い公園のベンチだった。

私は、立ち上がり背伸びをした。
異常に体が重い。
なんだか物凄くお腹が空いた。


ノソノソと公園にある公衆便所に行き
顔を洗いに行った。


手を洗い顔を洗いふと汚れた鏡に目がいった。


「うわー!」


目の前の鏡に映ってたのは、ニキビだらけの丸い顔。
一重の目。ベタベタの髪。終いには、二重顎。


一瞬幽霊かと思ってしまった。
体系も太いしこれじゃあ
女だと思えないだろ…

そう思った。