「今朝、先生と二人きりで
 話してたでしょう?
 
 まるであなたと先生
 付き合っている
 みたいだった・・・
 二人の間に誰も近寄れない
 感じ
 
 でも、安心したわ、私
 ハチヤ先生の事が好きなの
 彼を絶対、私に振り向かせて
 見せるわ
 
 って奥様でも何でもない
 あなたに
 
 話す事じゃなかったわね」

「ミオ、帰ろうよ」 

「うん、今行く」

自分が言いたい事だけを述べて
友達の元へ急ぐ。