浅緋の言葉で私は気がついた

そして、そんな事は次第に
どうでもよくて、気にも
ならなくなった。

言いたい人には

言わせておけばいい。

だって、私は浅緋の

特別な女性でも

何でもない

あなた達と何も代わらない。

『アッちゃん』

さっきの私は何も考えずに
自然と浅緋の事を
そう、呼んでいた。