紫御殿†Purple heart

「・・・
 アサノは、ミオと
 レイは俺を描け
 それでは、初め」

「ハチヤ先生、これって
 美術の授業ですか?」

「アサノ、しゃべってる時間
 は無いぞ、描けなかったら
 明日も学校へ来て続きを
 描くんだな」

そう言って、浅緋は笑う。

「え~、先生
 冗談は止めてくださいよ」

「ナミちゃん
 ハチヤ先生は冗談は
 言わないよ」

澪は、スラスラと鉛筆を
走らせる。

「うわぁ、ミオ
 もう、そんなに描いてる
 私、そんなに上手に
 描けないよ
 
 先生、漫画っぽくても
 いいよね?」

「ああ、何でもいい

 俺も描くわ

 ほらっ、レイ
 余所見してないで
 俺をじっくり見て、描け」