そして、見上げて私を
見つめながら引き寄せる。

貴方の隣に座る私。

私の唇に触れるのは
貴方の唇・・・

離れる唇・・・

「駄目だよ
 我慢できなくなるよ
 
 逢いたいとわがまま
 言っちゃう」

「もう、我慢できない」

触れる唇・・・

求められて、高鳴る胸。

口づけは、激しさを増す。

抑えていた、貴方への想いが
愛が、私の全身から溢れ出す。

走り出した感情は
もう、止められない・・・

愛してるの言葉も
見つめ合う時間も
今の二人にはいらない。

ただ、もっと近くに
あなたを感じたい。