久しぶりに、貴方を
近くに感じた。

夜も更けた頃

ベッドに眠る浅緋・・・

テーブルには
食べ残した
コンビニのお弁当。

私は、熱いシャワーを
簡単に浴びて脱衣所で
着替えている。

下着は以前の物があるが
洋服は、夏服しかない。

私は、浅緋のスウェット
上下を借りる。

眠る浅緋の傍、ベッドに
そっと腰をかけ

裾の長いズボンを
捲くりあげる。

そして、首に巻いたタオルを
頭から被り、髪を拭いていた。

そんな私を後ろから
抱きしめるのは

目を覚ました浅緋。