「・・・
 先生なんて職業のおかげで
 浅緋は、生徒の憧れの的
 
 しかも、女子高の先生
 
 周りは、唯じゃなくても
 恋がしたいって年頃の
 女の子で溢れてる」

「うん
 確かに、そう」
 
「それなのに、彼女達の辺り
 には少ない男性職員しか
 いない訳で
 
 手っ取り早い恋の相手は
 自ずと先生になる
 
 みんながみんな
 先生は、自分だけのもの
 だって思ってる

 本当、痛い話

 それに、何と言っても
 アサヒは、あのルックス

 芸能人以上に、かっこいい
 のに手が届くかもしれない
 距離に居る・・・

 そんなアサヒを生徒が
 放っとく訳が無いもの
 ・・・・・・」