紫御殿†Purple heart

「レイ、お前の事は
 俺が必ず守るから心配するな

 お前さえ、居れば
 他に何もいらない

 どんな慣れない仕事だって
 遣って退けてやるよ
 
 だから、安心して
 俺の傍に居ろ」

「うん」

彼女は、まだ浅緋を
諦めていない・・・

彼女は、いつか
私達の事を誰かに話すだろう

その時は、いつなのだろう。

それは、もしかしたら
明日かもしれない。

浅緋は、私の頭を優しく
撫でてくれた。

「レイ、今夜、久しぶりに
 何かうまいもん
 食べさせてよ」

「家で、待っててもいいの?」

「ああ」

「我慢するって、約束は?」