紫御殿†Purple heart

「そうだね・・・
 ばれると大変だもんね

 アッちゃん、先生
 辞める事になるだろうし
 ・・・」

お箸の動きが止まる私に
浅緋は言う。

「レイ、前にお前に言った事
 憶えてるか?
 
 お前の、本当の気持ちを
 リコから聞いた俺は
 取り乱して・・・」

「うん、憶えてるよ」

『教師なんか辞めたっていい 
 お前が手に入るなら
 全てを捨てても構わない』

貴方は、そう私に告げた。

「あの気持ちは、今でも
 変わらない

 だけど、俺との関係が
 学校に知られて
 お前が停学なり、退学に
 なる事は遭ってはならない

 その為にも、逢う機会は
 減るだろうが、お互いに
 我慢しなくてはいけない」