「アッちゃん・・・

 夏なのに、寒いよ」

「馬鹿、何時から
 ここに居た」

貴方の腕が、私を
抱きしめる。

温かい・・・

『レイは、俺が守る』

『お前が放してくれと
 言っても
 俺は放さない』

いずる、貴方は簡単に
私の手を放してくれた。

私の事を想い

私の為に・・・

愛に変わると信じた

三度目の恋は

雨となり

消えてしまった。