紫御殿†Purple heart

いずるを愛してから
ずっと、不安だった想い・・・

貴方と結婚を誓い合った事で

いずるは、亡くなった女性
では無く、この私を
愛してくれている。

そう、信じる事ができた。

決して忘れていた訳じゃない。

いつも私の胸の片隅に
彼が本当に愛しているのは
彼女かもしれないという
不安な想いが存在していた。

たかが、髪の事で
こんな喧嘩をするなんて
間違っているかもしれない。

車に残って、いずると
ちゃんと話し合う
べきだったかもしれない。

『似合ってない』

その言葉は、私の胸を
貫いて、こんなにも
悲しい気持ちにさせる。