紫御殿†Purple heart

貴方の声・・・

冷たい声・・・

「元に戻した方がいい」

「えっ・・・
 学校なら大丈夫だよ
 
 登校日には
 元に戻すから」

「登校日に戻すなら
 今戻せばいい」

「これぐらい、皆
 してるよ
 
 ナミだって・・・」

赤信号で停まる車。

貴方は私を見つめて
明るい髪に触れた。

「どうして、勝手に
 こんな明るい色にした
 お前には似合ってない」

『似合ってない』

「お前は、黒髪が似合う」

黒髪・・・・・・

確か、あの女性も
綺麗な黒髪だった。