だけど、私はもう

過去は、振り返らないと決めた

私は、いずると結婚を誓い合い
彼と歩む、未来を見つめる。

未来だけを・・・

『あなたはもう・・・・
 
 特別な人じゃ無い』

私は最初から、浅緋の
特別な人なんかじゃない。

だから、そんな事は
どうでもいい。

ただ・・・

『レイ、おはよう』

『レイ、寄り道せずに
 真っ直ぐ帰れよ』

学校という、この場所でしか
もう、貴方に逢うことは
できない。

それなのに、貴方は

もう、私の事を

澪・レイと

名前では、呼んでくれないの?

それだけが、とても寂しい・・・