紫御殿†Purple heart

いずるに、見せてもらった

緋という色は

とっても綺麗な色だった。

私は、ある事に気づく。

その、本の中に見つけた。

浅緋と同じ名前の色を・・・

その時、私の通学鞄から
携帯の着信音が鳴り響いた。

先生という文字が、浮かぶ。

そう浅緋からの電話だった。

出るべきか

出ないべきか・・・

悩む私に、本を片付けながら
いずるは言う。

「電話、出ていいよ
 俺は着替えてくる
 
 それから、レイ
 家にはちゃんと
 連絡するように」

「はい、分かってます」

鳴り続ける着信音・・・・・・

「もしもし、先生?」

「レイ、今、家か?」