二度の恋に破れた、私は

三度目の恋をする。

この恋は、きっと愛に変わる

制服のブラウスを着る私を
見つめる、いずる。

その瞳に映るのは

私だと思ってた

だけど

私を見つめる

その瞳の奥深く・・・

「このまま、ここに居ても
 雨、止みそうに無いな
 着替えたら、車を取りに
 出かけよう」

「・・・うん」

私はゆっくりとボタンを留める

そうだよね・・・

朝まで一緒には居られないよね

明日も学校があるし・・・

抱きあって、すぐに
さよならするのは
さすがに寂しい。

すごく寂しいけど
しかたないよね。