何故なの・・・・・・?

その言葉が、私の心を支配する

画用紙に、薄く描かれた下絵

それを二人で寄り添い、眺める

彼女の質問に答える、浅緋。

彼女の言った冗談で

あなたは笑う。

そして、彼女を見つめて

名を呼ぶ・・・・・・

それが、堪らなく嫌な私が
其処にいた。

『私
 ハチヤ先生の事が好きなの』