だけど、離れたくない。 

私は貴方の肩に腕を回しながら
階段を一段上る。

貴方と同じ場所に立ち

貴方の耳元に、愛の告白をする

「先生、あなたが好き」

貴方は、その腕できつく

私を抱きしめてくれた。

だけど・・・

貴方は、私を愛していない。

愛して・・・いない。