昔は一人ひとりまだ部屋がなく、みんなで寝たりした。でも眠れやしない。 いきなり瞳が泣き出すから。 丁度眠りについた頃でも容赦なく泣き出す。 あやすのはいつも俺だった。 いつもみんな瞳の泣き声には目を覚まさない。 覚ましたとしても瞳の相手をしてやらない。 めんどくさいし、眠たいから…。 でも幸が小さい時もこんなんだったから、瞳の面倒は俺が見てきた。 「夏葉、子供好きなの?」