「そうかな…?」 康平はそう言いながら、首を傾げた。 「いつもと同じだと思うけどな」 康平にはわからなくても私にはわかる。夏葉に元気がない事くらい。 昨日泣きながら暴れていたのは絶対あの手紙に関係している。 みんなをほって裕子姉ちゃんの所に向かった。裕子姉ちゃんなら、なにかわかるかも!