「お前には平安へ行き、空間を行き来できぬようになるまで、妖鬼を倒し人々を守ってきて欲しい。


珀。お前は結衣の補佐だ。」


「御意。」



いつの間にか人の姿をした珀が隣にいて頭を下げた


そんな珀の姿を見ながらも結衣は、


平安ってどんな所かしら??


妖鬼のせいで被害があまりでてないといいのだけれど…



と思っていた。


ふと疑問におもったことを聞いてみた



「お父様、平安へはどのように??」


「あぁ。そのことは心配ない。明日の夜出発だ。
またここへ来なさい」


「はい。」





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