ゆいの合図で珀は大きく口を開いた。 珀の口からは紫色の光が浮かび、妖鬼の体を包み込んでいく。 そして、あめ玉のような形になり、パクッと珀が食べた。珀が食べることにより体の中で浄化されていくのだ。 「ゆいっ。今日もやったな♪」 「うんっ。お父様に報告しなくちゃ」 そして、結衣の手にある妖刀が光に包まれ、結衣の手の中へと消えていった。 *