「そうなんだあ。
私は17歳っ、紫音は私のお姉ちゃんだね♪」


『そうね。いつでも頼りにしてちょうだい☆』


笑顔で答えたえた紫音

紫音の笑顔みると私のほんとのお姉ちゃんみたいで安心する…

「うんっ!」


『そうだっ!そろそろ着物に着替えましょ??
その格好も素敵だけど他の方々がご覧になったら驚いてしまうわ』



「あっ、忘れてた。
でも私着物の着方分からないんだよね…
教えて??」



結衣が紫音に頼むと快く了承してくれた


『まかせてちょうだいっ』




紫音と結衣がそんな会話をしている頃…


近くの柱に寄りかかって、建は話を聞いていた。



初めて会った時とだいぶ違うな。


あれは仕事のときの顔なのか。
フッ…



『建??
何気持ちの悪い顔してるんですか??』


「誠か。お前の方が気持ち悪い』

『結衣さんのこと…
気になるんですか??』




『さあな。』


そういうと建は自室に戻って行った。



建が女性のことを気にするなんて…


クスっ


面白くなりそうですね。



チラッと結衣の部屋をみてから誠も建の後を追うようにその場を立ち去った。




*