綺麗な空… 
綺麗な雲…
あなたに出会えてよかった 
 
キーンコーンカーン.. 
 
 
チャイムが校内に鳴り響く 
「美優!!弁当たべよ♪」  
と声をかけたのは、親友のまや。 
「まったく。まやったら」 
飽きれたように返事を返す美優。「ねぇねぇ美優、スキな人できた??」
「…ふぇ?」美優は弁当を食べるのに精一杯だった。 
「だぁーかーら、スキな人できたかぁーって」
美優はしばらく考えた。「…スキな人か…うーんと。えーと。いないや♪」 
てへっ。と相づちする。  
期待させて――って感じのまや。「実はね、私はスキな人いるんだ…」
と、まや。 
「マジで!?」美優は、驚いた顔をする 
「うんー。もう付き合ったりしてる―…」
はぃーー!?それ有りー!? 親友のゥチに隠してたのかぁー!? 
「えっ。まや。そうなんだ……何で隠してたの」
 
「あのっ…隠すつもりなんか無かったんだけど。」  
そっか。ま、いっか 
美優は食べおわり立ち上がった。そして戸を開けると 
ドンッ!! 
「いたぁー!」美優は反射的に言葉を発した
 
「あっ。大丈夫?ごめんな。ケガない?」
美優とぶつかった相手は同じクラスの淳…