「尚帰ろーっ」
「あ、ごめん。
私、神田に職員室来いって
言われたから先帰ってて」
「まじー?分かったっ
じゃーまたね♪」
「ばいばい!!」
うわ、今日天気悪いから
外だんだん暗いよ…
怖……っ
コンコン
「失礼します」
先生の元へと向かう
私ちゃんと…
平然保ってるよね?
「あのー…」
「おぉ尚か、
出場する人はこれに
名前学校種目タイム書いて。
あ、ここで書いていーから」
「ありがとうございます」
「いーえ♪」
スラスラスラ、、
見られてるとか
ふつーに緊張するよ…
「書きました」
「はい、さんきゅ
…もう練習終わったよな?」
「あ、終わりです」
「6:50かー…」
じゃあ…と言って
先生は立ちあがった
「今日暗いし送っか?」
え……
「いや、大丈夫です」
「最近物騒じゃん?
まじ危ないし送るよ
俺ももうあがりだし」
「いいんですか…?」
「いーよいーよ。
じゃあ先に駐車場行ってて」
「分かりました」
うわ、やっばいでしょコレ…

