左右瞳の色が違う子私は‘はな’と名付け、唯一の友達になった


はながいるだけで寂しさは少し和らいだ

その日、窓を開けて一瞬の隙にはなが外に飛び出してしまった


あまり人と関わっていなかったから他人には慣れていない
警戒心も強いし、この広い庭で迷子になったら…と思ったら胸が苦しくなった