その不思議な感覚を 確かめようと目を開くと… 目の前に蒼麻のドアップ。 芽々「のわぁああ!!」 あたしはあまりの驚きに、 体を反らせた。 その代わりに、 今度はあたしの手荷物が バランスを崩した。 あたしは見事にバランスを取り直して、 荷物を支えたけど、 あたしは寝て足だけを曲げた状態。 あたしが頭をあげると、 あたしの目線の先には… …笑いを堪えた蒼麻の顔。 あームカつく。 この笑顔が本当にムカつく。