何も変わらない朝。 いつもの朝。 いつものやり方。 いつもみたいにまだ眠たそうにしている自分の顔を、 顔を洗って自分自身を起こす。 次に歯を磨いて、 私は玄関のドアの取付のポストから 新聞をとりだした。 羅未亜「ふぁぁあ~…。」 あくびをまた一つして、 大して新聞には目を通さずに 私はリビングの机に新聞を置いた。